前回の膣剤にはアプリケータがオススメ①の続きです。
①では、膣剤を使う時の辛さや悩み、アプリケータ購入時の注意点などを、
②の本記事では実際にアプリケータを使う際のポイントを、まとめています。
はじめに(注意事項)
特に断りが無い場合はすべて執筆時(2021.9月時点)の情報です。
「剤」は調合した「薬」を数えるのに用いられる (剤の書き方や読み方 Weblio辞書、剤(ざい)の意味 – goo国語辞書より)ということで、サプリメントを指す言葉ではない可能性があると思い他の言葉を探しましたが、単的にわかりやすく表現できる単語がなかったので、やはり膣剤と記載させていただきました。
ですが、前述の通りここでの「膣剤」は「膣に入れる薬」ではなく「膣に入れる薬やサプリメント」として記載していますので誤解されないようご注意ください。
また、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めていますが、医学的に正しい情報である保証はありませんので使用する際は自己責任でお願いします。
※ 免責事項もお読み下さい。
アプリケータについて
前述しましたが、アプリケータは一商品しか見つけられませんでした。
なので、今回はその唯一(かもしれない)商品を使った経験を元に記載しています。
使用したアプリケータ
私が唯一見つけて使用したアプリケータはこちら。
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一応、私が検索した時は↑が送料込みで最安でした。
このお店の良いところは、いくら以上なら送料無料 じゃなくて、1箱でも送料無料なところ。
しかも、定形外じゃなくてネコポスで送ってくれるから指定時間までに注文すれば翌日到着!
定形外だと届くの遅いしね…(小声)
アプリケータのサイズ
90mm×11.5mmくらい(素人測定)
写真1の通り、アプリケータの右側(ピストンを入れる方)は広がっているので、アプリケータの内径は写真2では15mmですが、膣錠が入るかどうかを見るには写真3の11.5mmが重要です。
使える膣剤のサイズ
メーカーHPの商品情報では以下の記載があります。
国内で流通している膣錠の 短径/厚さ が11.5mm以下の膣剤に対応しています。
ウェットトラストVA公式サイト |すべての女性を、前向きに。インクリア、アウトクリアのハナミスイ (hanamisui.jp)
つまり、このアプリケータに入るかどうかを判断するには、入れたい膣剤の短い方の長さを確認することです。
要するに、筒の中に膣剤が入るかどうか。
長い方はアプリケータの長さ(約9cm)までOKですが、さすがに9cmもする膣錠はないと思うので(^_^;)、膣錠の短い方の長さ < アプリケータの内径 であることを確認すればよいということになります。
使えた膣剤
このアプリケータで問題なく使えた膣剤は以下の二つです。
※INVAGについては、以下の記事がお勧めです。
その他は使えないのではなく試していません。
私がこれしか使っていないから(ルティナス膣錠はアプリケータ付属だったため)。
使用時の注意点
前述の商品を使った経験を元に記載しています。
ただし、製造・販売元に確認した上でのものではなく素人の経験を元に書いていますので、使用は自己責任でお願いします。
まずは実際に使用する際の手順を確認↓↓
- アプリケータからピストンを外す。
- アプリケータの中に膣剤を入れる。
- 再度アプリケータにピストンをセット。
- 膣剤がアプリケータから出ない程度にピストンを押す。
- アプリケータ(とピストン)を膣内に入れて、奥まで行ったら
- ピストンを最後の一押しして膣剤を膣内に出す。
- アプリケータ(とピストン)を膣から出して終了。
事前に使用感を確認
ここで言う使用感とは、アプリケータにピストンをセットする時にどれくらいの力が必要かということです。
前述の手順4.の工程で失敗しないために「使用感の確認」を行います。
なぜなら、アプリケータにピストンをセットする際、入り口付近※ を通る時力が必要だからです。
アプリケータの先端は柔らかく、勢い余って押しすぎるとすぐに膣剤が出てきます。
※入り口付近 とは… 以下の写真で説明します。
【写真4】の辺り。わかりやすいようにピストンを出して位置を確認すると【写真5】のように緑点線辺りに位置する場所を通り過ぎる時に、少し力が要ります。アップが【写真6】。
私の場合、力加減が難しく、勢い余って膣剤が飛び出そうになるので(こんな感じ↓)
手順3.は結構集中して行う動作です。
昨日も膣錠が半分顔を出してしまい焦りました。(床に落ちたやつなんて絶対入れたくない!)
なので、膣剤を入れる前に空の状態でアプリケータにピストンをセットするのにどれくらいの力が必要かを確認しておくことをお勧めします。
素早くアプリケータに入れる
手順2.アプリケータの中に膣剤を入れる。 についてです。
これはアプリケータを用いない場合にも言えることですが
膣剤は体温くらいで融けるようにできているので、ずーっと持っているとだんだんと融けてきます。
融けてしまったらもう終わり・もうお手上げなので、すぐにアプリケータに入れて下さい。
※夏場は手も汗をかきやすかったりしてちょっと不安ですが、秋以降涼しくなってくればすぐには融けませんので(夏場も思ったよりすぐには融けなかったけど)、過剰な心配はしなくて大丈夫です。膣剤を取り出して→アプリケータのピストンを抜いて→膣剤を入れる動作がスムーズにできれば融け出す心配はないと思います。
先端に入れ過ぎない
手順4.膣剤がアプリケータから出ない程度にピストンを押す。 についてです。
膣剤をアプリケータに入れた後はピストンを押して膣剤が先端に来るようにセットするのですが、使用感の確認でも述べたようにアプリケータの先端は柔らかく、押しすぎるとすぐに膣剤が出てきます。
先端ギリギリまで攻めなくても大丈夫。結局挿入できる場所は同じだと感じています。
挿入のポイント
慣れないと意外にも(!?)挿入時にもちょっとしたコツが必要になります。
※問題なくサッと入れられる方は読み飛ばしてください。
膣の場所がわかりにくい時
普段自分の膣を触っていない方(?)にとってはピンポイントで膣に入れるのが難しかったりします。
陰部って、結構色々集まってるんですよね。
膣の位置がわからず手間取る場合は、床に鏡を置いてそれをまたぐように立って(しゃがんで)鏡を見て位置確認すると入れやすいです。
想像すると恥ずかしいですが、誰も見ていません。それよりも今はちゃんと膣剤を入れることが最優先課題です。
入らない・進まない時
アプリケータ使ってるのに?って感じですが私は結構あります。
でも大丈夫!膣剤をそのまま入れている時と違って、私の経験上アプリケータは膣の壁にへばりつくことはないのでダメだったら仕切り直せばいいです。
入らない時
単純に入口が間違っている?
原因はよくわからないのですが、膣口の周辺で入れようとしているんだと思います。
ちょっと位置を変えると入っていくので、落ち着いて位置を変えてみてください。
前述の鏡を見るのも解決策の一つです。
進まない時
膣には入ったけど、奥まで進まないことがあります。
これも原因はよくわからないのですが、進まなくなったところからちょっと戻して(アプリケータを抜く方向へ少し移動)角度を変えて再度進めると入っていきます。
アプリケータについては以上です。
アプリケータに抵抗がある方へ
膣剤に手こずるストレスはかなりのものです(私の場合)。入らなくて本当に半べそ状態だったし、自分の入れ方が悪くて効果が出なかったらどうしよう…と不安にさえなりました。今夜も膣剤入れなきゃいけない…と昼間から悩みながら過ごすのも辛い。
でも今一番大切なのは、
- 指示された薬やサプリメントをきちんと使えること
- 避けられるストレスは避けること
なんじゃないかな、と思うのです。
百聞は一見に如かず(←ちょっと違うけど百回悩むより一回使ってみて的な意味で)
今日は頑張ったから自分にご褒美 と、好きな物を買ったり食べたりするような軽い気持ちで試してみませんか?
それで良ければラッキー、合わなければ他の対処法(詳しくはこちら)をお試してみるのもいいのかなと思います。
アプリケータを使っても使わなくても、望む夫婦の皆さん全員に赤ちゃんがやってきてくれますように。
私たちのところにもそろそろおいで~~~~(^O^)/