2回目の移植(胚盤胞移植としては1回目)判定日の記録。
フライングしない派
フライング検査はしない派です。
フライングしても
陽性→病院で陽性でないと安心できない。
陰性→病院では陽性かもと諦められず。
どっちにしても病院での判定を聞かないと安心・納得できないから。
なのでこの日もフライングなしで受診。
判定日のメンタル
元々移植後から症状は何もなく、
不安はあったけど
妊娠したいし、してほしいしって気持ちで
妊娠しているはずと信じていた(信じようとしていた)けど
やっぱり判定日2日前くらいから段々不安になってきて
前夜からは、症状無いしやっぱりだめかもとか思い始めて
でも私が信じないでどうするの!って気持ちもあって
当日の朝はなんかもうイライラしちゃって夫に八つ当たり…
病院に向かう途中運転しながら泣きそうになって。
また陰性だったらどうしよう
またあの辛さ味わいたくない
3月から今日までで100万以上使ってるのに
また採卵からだなんてまたお金かかっちゃう…
とか色々考えてしまった。
採血で看護師さんから(私の好きな看護師さんだった)
今日は顔がこわばってる、緊張するよね、大丈夫、信じよう
と言われて泣きそうになった。
陰性でも先生には感謝
診察室に呼ばれたらもう机に検査値が置いてあって、
一桁だったからよく見ないうちからもう あ、やっぱりダメだったんだってわかった。
先生は時間をたっぷりとってくれて質問とか色々させてくれて30分くらい診察室にいた。
30分も時間取ってくれる先生いる?
しかも、もうそろそろ…とか、まだ質問する?とかそんな雰囲気全く感じさせずにひたすら丁寧に説明・回答してくれて、それが本当にありがたかった。
最後、長々とすみませんありがたかった。って言って部屋を出たけどもっとしっかり気持ち伝えればよかった。
次からは、ちゃんと感謝してる理由とか嬉しいってことを手短に(←先生も忙しいだろうからここ大事だよね)伝えたいと思いました。
今回の移植について
私の年齢や体の状態と今回の卵の場合、
卵1個あたりの妊娠率はDay6の卵で30%(Day5なら40%)
2-3人に1人は妊娠してもいいんだけどね…と言われた。
受精率:ふりかけ1/3 、顕微3/3
胚盤胞までいった1個はふりかけの方。
顕微の卵は胚盤胞にはなったもののグレード悪くて✕だった。
顕微の方は、途中の時点で良くなかった。
3日目だと6cell以上じゃないとだめなのに、4Cell10%とかで発育がゆっくり。
そして萎縮もあった。
ふりかけと顕微でどっちが胚盤胞になりやすいとかはない。
ただ、どっちも胚盤胞になったらふりかけの方が妊娠率はちょっとだけいいんじゃないかと言われているが、何パーセントと言えるほどの差はない。
受精卵の質が良いかどうかは、胚盤胞になるかどうかで判断するしかない。
受精卵は卵子と精子によるものだから、精液検査が問題無いからって卵子が悪いと言い切ることはできない。
私たちの年齢(夫36歳、私33歳)にしては、6日目でないと胚盤胞になっていないことから、受精卵の質が悪めなところはあるかもしれないと。
でも、今回は受精卵が4個だけだったので、今回の結果だけで受精卵の質が悪いという判断はできない。
刺激法が合わなかった可能性もある。
1回目の採卵で凍結できなくても、2回目で刺激法を変えたら5個くらいできる人もいるから、今回だけで受精卵の質が悪いかどうかは言えないとのことでした。
今後にについて
治療
凍結胚がもうないので治療を続けるなら採卵から再スタート。
その場合、今回とは違う高刺激で試すことを提案された。
そして、次は顕微だけにしようと思っていたけど
という事実を聞き、迷いが出る。どうしよう…
検査
検査を受けるか相談
上手くいかない場合、こういう検査を紹介している。
値段が高いものもあるからご主人ともよく相談してきて。
と、先生から紹介された検査がこれ。
・ビタミンD、亜鉛(2項目で約7,0000円)
着床や卵胞の発育に関係している。血液検査でいつでもできる。
・Th1/Th2(約20,000円)
このバランスが良くないと受精卵を異物として排除してしまう。ビタミンDが低いと影響することがある。
血液検査だができる日時が決まっている。(平日のみ)
・ERA(約160,000円)
着床の窓を調べる。
これはかなり迷う。浅田レディースクリニックの浅田先生は推奨しない派のようでその理由に、ビジネス的に企業が関係する面があり話題になっているだけとか、この研究を発表したグループに所属する医師の施設ではERA検査をしていないことなどが挙げられています。また、亀田IVFクリニック幕張の井川先生のブログをみると断言はしていないもののやはり推奨しない印象を受けます。
ただ、着床の窓がズレていた場合は
・EMMA,ALICE(約60,000円)
EMMA:子宮内フローラを調べる。膣内細菌培養でラクトバチルス(-)だったからひっかかると予想…。
ALICE:慢性子宮内膜炎の検査。
・栄養解析(約30,000円)
これは「そこまでしないといけないかと言われると…」と言っていた。
これ以外に自分で検索した
・PGT-A(胚盤胞1個で50,000円~?)胚盤胞の染色体数を調べて見た目じゃなくて中身を調べる。まだ研究段階で指定された医療機関でしか受けられない。私の病院は指定されていなくて、県内でも指定病院はなかった。私の病院の本院が別の県にあるけどそっちではやっていて胚盤胞1個99,000円って書いてあった。ぼったくりか!
東京の他の病院見たらだいたい5万円くらいだったから、元々うちの病院高めだとは思っていたけどさすがにぼったくりじゃないかって思った。
私が、何かすべき検査ありますか?って聞いたから教えてくれたのか、推奨する検査なのか判断がつかない感じ。
一応、V.D、亜鉛、Th1/Th2は、全員にスクリーニングするわけではなくうまく行っていない人だけに提案しているそうなので、これは受けてようかな…。
TRIO検査も受けるにこしたことはないけど、どこまで推奨しているのか…
→ とりあえず次回V.D、亜鉛の検査を予約。
V.D、亜鉛、Th1/Th2、ERA、EMMA・ALICEをした方がいいのかな?
私の希望
私的には、1ヵ月でも若いうちに治療を進めたい。
保険適用になると言ってもその時にはもう35歳直前だし、実際どこまで適用になるかもわからないし。
でも、ちょっと諦めモードなところもある。
もちろん3回目とか、それ以上の移植で妊娠している人だって沢山いるし、2回目でそんな絶望されてもって思われるかもしれない。
でも金銭的に何回もトライできるような治療じゃないし、仕事も復帰して収入を得ないといけない。
不妊治療に支障なく、ストレスなく働ける場所があったらいいのにな。
社員は不妊治療中の人だけとか。
私の方がいい親になれる
正直な気持ちとしては、
初の胚盤胞移植だったし、前回の陰性は採卵後すぐに新鮮胚移植だったし、
移植周期はちゃんと内膜を良い状態にして移植するから新鮮胚移植より確率が上がるって聞いてたし、妊娠できるはずと思っていました。
と同時に、これで妊娠できなかったらどうしよう、後がないという感じもありました。
1年妊活したら9割は妊娠する⇔1割は妊娠しない
この1割に入ってしまう確率を考えたら「2-3人に1人妊娠する」の1人に入らない確率の方が低いはずなのに(1割に入った人の中から「妊娠する人」に入る確率とかそういう大真面目な確率論は置いといて)なぜ少ない方の確率に入ってしまうんだろう?
今までタバコも酒(機会飲酒程度)もしてないし、悪いこともしてないし、
できるだけ人が不快にならないように相手を思いやった行動をしてきたはずだし、
仕事だって真面目に頑張って収入だって一応あって(不妊治療でやめたけど)
子供を大学まで行かせられる経済力も多分余裕ではないけどあるし
お金ないのに無計画にできちゃって子供には高卒で働いて家計を支えてもらわないととか言ってるような人は簡単に妊娠してるのに、なんで私は妊娠しないの?
そんな無計画な親よりも私たちのところに生まれてきた方が絶対幸せなのになんで?
というひねくれた感情しか出てこなかった。
本当に正直に言うと、「この親より私たちの方が幸せにできる」って思う人達が沢山いる。
私たちのところに赤ちゃんが来ない理由がわからない。
夫への報告
ただ、夫に結果を報告するだけ。
陽性の時は問題無し。
ただ、陰性の場合、その報告は妻にとってものすごく負担。
ただでさえ自分もショックを受けているのに、
夫に何て報告すればいいだろう?
先生から説明されたことをきちんと夫に伝えられるか?
ショックを受ける夫に何て声をかければいいだろう?
考えれば考えるほど悲しくなるし辛い。
可能なら、妊娠判定は夫も一緒に聞いてほしいです。
でも仕事もあるし、そんなに何度も休んでもらうわけにもいきません。
採卵日は絶対休んでもらわないといけないし。
今回は、結果を連絡せず帰宅してから伝えました。
連絡がこない夫はきっと察していたと思います。
帰って在宅ワーク中の夫に「ダメだった」と報告。
先生と話したことも少し伝えました。
「しばらく(2-3日って言ったかな?忘れた)は妊活のこと忘れよう」と言われた。
でも数日後には生理が来て、そしたら病院に行ってこの周期どうするか伝えなきゃいけない。
今後について話し合いたい。
でも夫もショックなんだよね…
一応、その後妊活の話は避けていますが、日曜日には今後について話し合いたいと思います。
私が治療したいって言えば賛成はしてくれると思うけど、本当はどう思っているのかな?
受精卵の質には、卵子の質と精子の質どちらも関係しているって先生に言われたけど
夫の精液検査自体はは問題無いって言われてるから、卵子が悪い・妻の体が悪いって思ってたりしないかなって心配。
思われてたとしても、受精卵には精子の質も関係してるってわざわざ言ったら責任転嫁みたいに思われるかなとか思ったり。
他人との比較が自分を苦しめている
子供ができなくても夫となら二人で幸せに人生を送っていける自信はある。
でも、それは周りを完全に無視すればの話。
無人島でも行かない限りどうしたって周りを完全に無視して生きていくなんて不可能。
子連れ(特に親戚や友人)を見ると、話を聞くと、敗北感や劣等感を感じる。
親戚の集まりの度に、甥っ子姪っ子を目にしてフツフツとした感情を抑えるのに必死な時間を過ごしたくない。
毎回ひねくれた感情に苦しむような人生をこの先ずっと送るなんて嫌。
他人は他人、ウチはウチ。
幸せは他の人と比べる物じゃない
そんなこと私だってわかってる!
でもそれができないからこんなに苦しんでいるんだ!!!!
何度誰もいない島に移住したいと思ったことか。
本当に、外の世界をシャットアウトしたい。
誰の子供の話も聞きたくない。見たくない。